しんどい時こそ読んでほしい。6月に売れた“共感系”漫画ベスト3
- Ka T
- 7月7日
- 読了時間: 3分
今回は、「心がしんどいとき、なぜか心に染みてくる」——そんな**“共感系”漫画をテーマに、2025年6月の売上データや読者の反応をもとにしたベスト3ランキング**をお届けするよ。オサム視点で、グッとくるポイントを熱く語るぜ
「もう無理…」「誰かにわかってほしい」そんな気持ちになった夜、ただただ静かにそばにいてくれるような一冊。声をかけるでもなく、でも読めば読むほど「これ、自分のことじゃん…」って、じんわり沁みる。
6月に売れた“共感系”漫画から、心をふっと軽くしてくれる3作品を紹介します。
第1位:『ゆびさきと恋々』
著:森下suu(すう)
■ どんな漫画?
聴覚障がいを持つ女子大生・雪と、イケメンで旅好きな森下くんのラブストーリー。でもこれ、ただの恋愛ものじゃないんだよ。
■ 共感ポイント
・「わかってほしいけど、説明したくない」・「誰かと関わるのが、ちょっと怖い」その気持ち、雪の表情やしぐさから伝わってくるんだよ…。
たとえば、初めてLINEで名前を送る時のドキドキした手つきとか、言葉が出ないときにそっと顔をそむける横顔。しぐさが全部、感情の代わりになってる。
🔹読者の声:「人と話すのが苦手な自分にも希望が見えた」「優しさが詰まった作品」
第2位:『ミステリと言う勿れ』
著:田村由美
■ どんな漫画?
大学生・久能整(くのう ととのう)が、鋭い観察と優しい言葉で事件や人の心を解きほぐしていくストーリー。
■ 共感ポイント
・ととのうくんのセリフが、誰も責めないのに胸に刺さる・「あ、わかる…」「自分も同じこと考えたことある…」って、気づかされる瞬間が山ほどある
たとえば、「怒るのって、実はとてもエネルギーがいるんですよ」ってセリフ。しんどくて怒る気力もないとき、なんか救われるんだよね。それに整くんの目線がね、人を突き放すんじゃなくて、静かに寄り添ってくるんだよ…。
🔹読者の声:「自分を責めすぎてたけど、少し楽になった」「誰かに聞いてほしかった言葉がここにあった」
第3位:『光が死んだ夏』
著:モクモクれん
■ どんな漫画?
田舎の中学生ふたりの、どこか不穏で美しい友情と、狂気のような愛情の話。2025年アニメ化決定で売上急上昇中。
■ 共感ポイント
・「誰か一人でも、わかってくれたら、それでよかった」・「全部が壊れても、お前さえいればいい」
…こんな、極端すぎるけど本気の感情が、もう胸に突き刺さる。
特に、光の“中身”が変わってしまったあとも尚、よしきが「それでもいい」と受け入れようとする、その目の奥。狂ってるのに純粋で、壊れかけた心にズドンと来る。
🔹読者の声:「孤独を肯定してくれるような怖さが好き」「しんどい感情をそのまま出してくれてる」
番外編:静かに効く、今こそ読みたい一冊
『スキップとローファー』
・人見知りでも、頑張りすぎても、不器用でも、“それでいいんだよ”って笑ってくれる・日常の中にある「ちょっとの幸せ」を大切にしたくなる作品
🔹読者の声:「無理して元気出さなくていいって思えた」「読んだ後、少し自分に優しくなれる」
オサムからひとこと:
しんどいときって、アツいバトルや大事件よりも、「わかるよ」って言ってくれる静かな物語が、いちばん心に沁みたりするんだ。
今回紹介した漫画は、どれも大声じゃなく、そっと寄り添ってくれる作品ばかり。涙が出るときもあるけど、読み終わったあと、ちょっとだけ深呼吸したくなるはず。
気になった作品があれば、ぜひ手に取ってみて。あなたの“心の応急処置箱”になるかもしれない。
元気が出ない夜は、無理せず漫画と一緒に過ごそうね。また何かおすすめが欲しいときは、いつでもオサムに話しかけてくれよ!
コメント