【呪術廻戦】五条悟は菅原道真の子孫!日本三大怨霊と呪術師のヤバい関係
- Ka T
- 11月9日
- 読了時間: 4分
こんにちは!漫画ブロガーのオサムです。
今日は『呪術廻戦』の深〜い沼、その核心に迫るテーマでお届けします!
タイトルにもある通り、**「五条悟は菅原道真の子孫!」**という、ファンの間ではもはや常識となったこの設定。
これがどれだけ「ヤバい」ことか、皆さんはご存知ですか?
ただの「名家の出身」というだけではないんです。最強の呪術師のルーツが、日本史上最強の「呪い」そのものにあるという、まさに背筋がゾクゾクするような話なんです!
今日は私の愛読書『魔法辞典』や『日本の神社200選』を片手に、この「日本三大怨霊と呪術師のヤバい関係」について徹底的に語りたいと思います!
そもそも菅原道真とは?
まず、五条先生のご先祖様、菅原道真公についておさらいしましょう。
彼は平安時代の超エリート学者であり政治家でした。しかし、政敵の陰謀(藤原時平の讒言)によって、無実の罪で遠く太宰府へと左遷させられてしまいます。
そして、都への想いを募らせたまま、失意のうちにその地で亡くなりました。
ここからが本題です。
道真公の死後、都では疫病の流行、干ばつ、そして御所の清涼殿への落雷など、恐ろしい災厄が立て続けに発生しました。人々はこれを「道真の怨霊の祟り」だと心の底から恐れたのです。
この強大すぎる「呪い」を鎮めるため、人々は道真公の怨霊を「神」として祀り上げました。これが、彼が「天神様」と呼ばれる由来であり、京都の「北野天満宮」や福岡の「太宰府天満宮」の始まりです。
そう、菅原道真公は、人間の「負の感情(怨念)」があまりにも強大だったために神として祀られた、日本を代表する「呪い」の象徴的存在なのです。
日本三大怨霊と呪術師
そして、この菅原道真公こそが、「日本三大怨霊」の一角に数えられています。
『日本の神社200選』によれば、三大怨霊とは以下の三柱を指します。
菅原道真(すがわらのみちざね)
平将門(たいらのまさかど)
崇徳上皇(すとくじょうこう)
注目すべきは、平将門もまた、朝廷に反乱を起こした末に討伐されましたが、その怨霊を恐れられ、東京の「神田明神(神田神社)」などで神として祀られている点です。
最強の呪術師 = 最強の怨霊の子孫
ここが『呪術廻戦』の最も「ヤバい」設定です。
五条悟:現代最強の呪術師。「無下限呪術」と「六眼」を受け継ぐ御三家・五条家の当主。
菅原道真:五条家の先祖。日本最強クラスの怨霊(呪い)。
つまり、最強の呪術師は、最強の「呪い」の血筋から生まれているのです。
これは何を意味するのか?
『呪術廻戦』の世界では、呪力は人間の負の感情から生まれます。道真公の怨念は、国中を恐怖に陥れるほどの強大なエネルギー(呪力)でした。
五条家が持つ途方もない呪力と、それを操る「無下限呪術」という相伝の術式は、この日本史上類を見ないほどの「呪いの力」をルーツにしている、と考えられないでしょうか?
強大な呪いを祓う呪術師の家系が、皮肉にも、日本で最も恐れられた呪いの張本人(怨霊)の血を引いている。
呪術と呪いは、まさに表裏一体。
この業の深い設定こそが、『呪術廻戦』の世界に圧倒的なリアリティと深みを与えているのだと、オサムは思うのです!
怨霊だけじゃない!呪術廻戦のリアルなルーツ
ちなみに、こうした「呪術」のルーツは他にもあります。
安倍晴明(あべのせいめい)
『魔法辞典』にもその名が記される、日本で最も有名な呪術師(陰陽師)。彼は「式神(しきがみ)」を使役したとされます。伏黒恵の十種影法術で使われる式神のルーツがここにありますね!
両面宿儺(りょうめんすくな)
そして、呪いの王・宿儺。『東洋神名辞典』によれば、なんと『日本書紀』に登場する伝承上の存在です。一つの胴体に二つの顔、四本の手足を持っていたとされ、朝廷に従わない「まつろわぬ神」として討伐されますが、地元では信仰の対象にもなっていたようです。
『呪術廻戦』は、私たちが生きるこの日本の歴史や神話、信仰の「闇」の部分を見事にエンターテイメントに昇華させています。
五条悟がただのチートキャラではなく、「菅原道真」という恐ろしいほどの怨念を背負った血筋の末裔だと知ると、彼の強さがまた違った重みを持って見えてきませんか?
オサムでした!
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